物件概要

名称:プラウドタワー名駅
住所:愛知県名古屋市中村区名駅3丁目
竣工:2025年12月予定
引渡:2026年4月予定
交通:名古屋市営地下鉄東山線・桜通線「名古屋」徒歩8分、桜通線「国際センター」徒歩3分
   ※JRや近鉄、名鉄の記載が公式HPありませんが、地図上もそこまで遠くないです
売主:野村不動産
施工:矢作建設工業
規模:24階建、総戸数96戸

画像出典:物件公式資料

カタログコメント
概要

本物件は、東海一のビッグターミナル駅である名古屋駅から徒歩圏内に出来る、野村不動産の渾身作です!

2024年の気になるマンションの一つとして、首都圏以外では唯一取り上げておりました!

ここだけの話、グラングリーン大阪やパークタワー堂島浜、ザ・パークハウス大阪梅田タワーなんかも気になるマンションとして取り上げようと思ったのですが、そもそもMRに行ける(呼ばれる)気がしなかったという裏話もあったりなかったり…。

それはさておき、つーもは元々投資物件もかねてから検討しており、東京や大阪外だと名古屋、札幌、福岡が良いかなと考えていて、その中でも名古屋は数年前にザ・パークハウス名古屋に日帰りでMR訪問するほど注目しております!

ちなみにザ・パークハウス名古屋の抽選は、2桁倍率に突っ込んで、案の定討ち死にしています…

さて、名古屋は東京や大阪に比べると、まだグロスや坪単価でもそこまで手が届かないような水準にはなっておらず、リニア中央新幹線開通という確約されている起爆剤があるという点で、ポテンシャル抜群だと個人的には考えています!

リニア中央新幹線の開通が、迷惑系某県知事のせいで開通延期になってしまったのは残念ですが、逆に言えば延期になったからこそ、まだ不動産価格が落ち着いている状態が維持されているとポジティブに捉えることもで出来ます。

さらに、こちらの地図を見て頂けうとお分かりのように、リニア中央新幹線の名古屋駅は、現在のJR名古屋駅の北側に出来ることが予定されており、このプラウドタワー名駅の立地がそれを踏まえても抜群であるということが大きなポイントでもあります。

画像出典:物件公式ホームページ

また未確定情報ではありますが、リニア中央新幹線の出入り口が計画通りに出来れば、現在の名古屋駅徒歩8分表記も大幅に短縮される…!?

そんな将来をワクワクしながら待てるマンションだからこそ、購入することの意義があると思います。

直近では、このブログ記事投稿日である7/27と28が、投資にも向く2LDKなどの第2期登録日なのですが、インカムゲインも考えると、利回りが高くなる低層階を当然狙うべきで、そちらは次期以降販売に回っているため、これからの検討でも全然間に合います。

交通アクセス

メガターミナル駅の交通アクセスを取り上げるのも野暮な話ですが、名古屋駅~栄駅にかけて商業・ビジネスの集積地として、徒歩や地下鉄であっという間に行き来が出来ます。

また、ご存じの通り名古屋駅はのぞみの停車駅であり、東京駅は1時間35分、京都駅は34分、新大阪駅は48分と、関東と関西の中間地点に位置しているからこその強みがあります。

画像出典:JR東海ホームページ

また、リニア中央新幹線が開通すれば、現行の計画ルートでは、品川~名古屋間は約40分、名古屋~大阪間は約27分となっており、よしちょっくら行くか~くらいのノリで行けてしまうという驚異的な交通アクセスのポテンシャルを秘めています…!

画像出典:JR東海 リニア中央新幹線特設ページ

ひとまず迷惑系某県知事hがいなくなったので、大きな進展があることを望むばかりです。

空港アクセスという点でも、名鉄名古屋駅から中部国際空港までは、特急ミュースカイで30分程度ですので、こちらも文句なしです。

周辺環境

敷地配置図を見ると、北・東・南の三面接道となっており、東と南はエントランスへのアプローチ、北は駐車場へのアプローチとしっかり分けられています。

これは、周辺が駐車場や雑居ビルに囲まれている歪な敷地だからこそ、上手く歩車分離させることが出来た賜物と言えます。

画像出典:物件公式ホームページ

そんな敷地から名駅周辺までは徒歩数分、利便性を存分に享受するという点では、もはや改めてここで書くことも少ないのですが、ジェイアール名古屋タカシマヤや名鉄百貨店本店、そのほか大名古屋ビルヂング、ミッドランドスクエア、地下街のユニモールなど事欠きません。

画像出典:物件公式ホームページ

個人的には、ひつまぶしと言えばのあつた蓬莱軒が栄の松坂屋まで行かないと無いのが惜しいところですが…(笑)

一応、防災面にも触れておくと、名古屋をよくご存じの方ならお分かりかと思いますが、名古屋駅の周りは低地で、下記のように洪水ハザードマップの色が掛かっています。

画像出典:名古屋市 洪水ハザードマップ

また、地震ハザードマップを見ても、液状化リスクがあったり、揺れの大きさが比較的大きいと評価されているエリアです。

これもあって、名古屋は昔から東側の東区や昭和区、千種区辺りのエリアに高級住宅街が形成されており、名古屋駅周辺は住むエリアとしての人気、認知度が低い傾向がありました。

しかしながら、名古屋市もそういったことは百も承知なわけで、かねてから大規模な防災対策にも取り組んでおり、単にハザードマップだけ見て判断すべきものでもないです。

裏を返すと、こういった旧来の価値観から価格が抑えられているということでもあり、時代とともに新しい価値観に置き換わってきた例は枚挙に暇がりません。

従来の名古屋の中心部は栄エリアでしたが、そこからジェイアール名古屋タカシマヤを基幹テナントとしたJR名古屋駅の大改造は2000年頃、その辺りから街の中心部が名古屋駅エリアに移動してきて、まだ20年少々しか経過していません。

これから世代が変わることにより、新たな価値観が醸成されていくにつれて、どんどん住むエリアとしての価値が高まっていく未来を予感せずにはいられません…!

共用施設

今回は敷地面積がそれほど取れていないタワーマンションであるため、コンシェルジュカウンターや二層吹き抜けのエントランスラウンジ、各階ゴミ置き場がありますが、それ以上の共用施設は特にありません。

まぁ、投資目線で選ぶ分には影響しませんけどね。

ただ、デザイン含めて、マテリアルなどのこだわりはとても感じられ、名古屋史上最高価格のマンションであるからには、それに相応しい設えになっていると思います。

そのほか、免震構造ではなく制振構造なのはちょっと残念ですが、ペンシル形状なので致し方なしです。

ちなみに1階~5階は、地権者の事務所と等価交換住戸になっています。

設備仕様

価格帯からして当然ですが内廊下です。しかもめちゃめちゃカッコいい内廊下ですので、仮に賃貸に出すとしても、ある程度高い賃料を出せる層にも、間違いなくグッとくると思います。

そのほか、玄関ラクセススキーなど最近のトレンドを取り入れているのはもちろん、天井高2,600mm、ディスポーザー、天然御影石の水回り天板、Low-eガラスの採用など、この辺りの仕様は都内のプラウドタワーと遜色ありません。

スラブもボイドスラブではなく、標準スラブで210mm~300mmになっていますが、標準スラブって最近見かけた記憶がありまりないので、ちょっと新鮮でした。

第三種換気だったり、レンジフードの給気口が壁面あったりはしますが、名古屋の物件を見ている限りはさほど珍しいものではなく、賃貸に出す分には特に影響するものではありません。

おススメ部屋ご紹介

今回は投資向け物件としてのご紹介なので、基本的に貸しやすさと利回りを重視していますので、1LDKと2LDKのご紹介のみとなることご了承ください。

ちなみに、3LDKは75.23㎡で坪450万円~500万円くらいで、既に第1期であらかた供給済み、記事執筆時点は先着順がいくつか残っているのみです。

2LDK

【Eタイプ 56.27㎡】

画像出典:物件公式ホームページ

販売価格

6階:5,798万円(坪340万円)
7階:5,948万円(坪349万円)
8階:5,998万円(坪352万円)
9階:6,048万円(坪355万円)
10階:6,098万円(坪358万円)
11階:6,148万円(坪361万円)
12階:6,198万円(坪364万円)
13階:6,248万円(坪367万円)

北東角部屋の2LDKで、手頃な広さになっています。

若干の柱の食い込みはありますが、北東部分がDWになっていることの裏腹ですので、それだけでデメリットになり得るものではないです。

実需で住むには少々悩ましい居室配置ですが、坪単価を見ればそこまで望むのは贅沢に過ぎるものです。

地味に浴室もちゃんと1418サイズなのと窓があるのは、嬉しいポイントです。

下層階は視界抜けが厳しいので6階は価格がガクっと下がっていますが、南西側の名駅周辺高層ビル群ビューと違って、北東側は何が見えるというわけでもないので、利回り重視ならむしろありがたい値付けです。

1LDK

【Aタイプ 50.98㎡】

画像出典:物件公式ホームページ

販売価格

12階:5,998万円(坪389万円)
13階:6,048万円(坪392万円)
14階:6,098万円(坪395万円)
15階:6,198万円(坪401万円)
16階:6,398万円(坪414万円)
17階:6,598万円(坪424万円)
※6階~11階jは次期販売予定

北西角住戸の比較的ゆとりある1LDKで、先日公開したリビオシティ文京小石川にあるモアトリエのようなDENがあります。笑

こういったゆとりある面積にこそ、こういうDENが活きてくるんですよね…収納削ってまで作るようなものではないと思います。

収納の話でさらに言うと、洋室1のWICを見て頂きたいのですが、なんとWICからバルコニーに出られます!笑

まぁWICからバルコニーに出られること自体がメリットなのではなく、換気が出来るというのが空気や湿気がこもりがちなWICにとっては大きなメリットでしょう。WICで除湿器を動かす人もいるくらいですしね。

そのほか浴室も1418サイズですし、収納もそれなりにあるので、もし自分が名古屋勤務で賃貸に1人で住むと考えたら、この部屋は恐らく候補筆頭に上ってくる気がします。

そういった使い勝手や上層階なこともあり、第2期の販売予定価格は、先ほどのEタイプと比べると坪単価は高くなっています。

なので、投資向けの本命としては次期販売予定のの低層階狙いです!

ランニングコスト

管理費:296円/㎡
修繕積立金:210円/㎡
駐車場:33,000円~50,000円
バイク置き場:5,000円
駐輪場:600円~1,000円

名古屋のマンションが個人的に投資に向いているという理由は、物件価格だけでなく、管理費の安さにもあります。

総戸数96戸のタワマンで、内廊下、ディスポーザー、各階ゴミ置き場のタワマン三種の神器に加えてコンシェルジュまで加えたら、東京なら余裕で500円/㎡超えると思いますが、名古屋は300円/㎡以下と6掛けに抑えられるのは大きいです。管理費の重さは利回りに直接影響しちゃいますしね。

もしかすると、下手したら都内タワマンかそれ以上の水準設定になっている駐車場や駐輪場の料金の高さが管理費会計に好影響をもたらしているかもしれません。

修繕積立金は初期設定が高めですが、先に多く払うか後に多く払うかの違いなので、平均取って賃料に織り込めば投資目線では特に問題ではないです。もちろん、その賃料が募集ターゲットに合うかはまた別の問題ですが…。

総評コメント
現状の名古屋は車社会、戸建てがステータス

名古屋は世界のトヨタのお膝元でもあるので、日本第三位の鉄道網を備えていても、依然として車社会の様相は強く、それに紐付いて戸建てがステータス視されているというのが現在も住宅の価値観として大きなウェイトを占めています。

自分が投資用として参戦したザ・パークハウス名古屋も、デベロッパーのコンセプトとして東京や大阪の投資家も呼び込んで価値を高めていくところも感じられましたが、昨今の高値市況が続く中で築3年が経つものの、中古市場での価格は新築時から+15%程度となっており、東京や大阪の3年前の新築マンションと比べると、伸び率はかなり控え目です。

これはリニア中央新幹線の開業が延期されたことで、旧来の価値観がまだ生き残っている証左と言えるかもしれません。

そのため、投資目線としては短期的なくキャピタルゲインを狙うというものではなく、資産のポートフォリオの一つとしてインカムゲインを得つつ、将来的な爆発力に期待して購入するという方針が良いかなと思います。

表面利回りはどれくらい?

正直なところ、稀有な立地過ぎて適切なベンチマークが全然ありません。笑

強いて挙げると、やはり名古屋駅徒歩4分のブリリアタワー名古屋グランスイートでしょうか。

直近の募集では12階69.27㎡で225.000円/月、11階67.77㎡で220,000円でした。

ブリリアタワーも早いもので築15年と結構経過しているので、新築である分、プラウドタワーも似たような賃料相場になると考えられます。

これを上記のタイプに当てはめると、保守的に若干ストレスを掛けて、Eタイプで180,000円/月、Aタイプで165,000円くらいでしょうか。

そうすると、12階の価格で見れば表面利回りで大体3.5%くらいの計算になります。

もちろんこれは保守的な机上計算なので、実勢としては上振れる可能性はありますし、逆に保証するものでもありませんが、東京で何の変哲もない、かつ表面利回りも3%台の新築マンションを投資用で検討するようであれば、将来的なポテンシャルのあるこっちの方が良くない?というのが、今回のご紹介のテーマでもあります。

セカンドハウスそしても魅力十分

今回、いろいろなご縁があって、プラウドタワー名駅はアンダー販売から見ていましたが、1階~17階と18階から上は最早全く別のマンションと言っても過言ではないほど、価格帯や面積帯が全く異なっております。

特に広告募集対象外住戸は、アンダー販売よりもさらに前に、(確か)百貨店外商顧客などに販売されており、アンダー販売時点ですべて販売済みというお話でした。

アンダーのさらにアンダーの営業を受けられるってどんな雲上人がいるんでしょうね…。

画像出典:物件公式資料

その上で、アンダー販売の価格帯は、あまり公になっていないと思うので詳細は伏せますが、坪600万円~850万円をイメージして頂ければ大きくはずれていません。

プラウドタワー名駅は、立地に胡坐をかくことなく、これだけの予算を持つ人を満足させるための意匠がふんだんに盛り込まれており、当然ですが17階までのフロアにお住まいの住民も同じアプローチをたどって、部屋まで行くことになります。

こんな贅沢が許されていいんでしょうか…!?笑

最近は2拠点生活なんかも取り上げられていますし、東京や大阪はお互いに距離的にも予算的に難しいけど、名古屋なら距離的にも予算的にもちょうどいい方は少なくないと思いますので、是非いろんな地位の方に見て頂きたいマンションになります!

自分も、次に狙っているマンションの抽選が外れたら、次期販売に参戦するかも…!?

ちなみに、プラウドター名駅南とう一文字違いのマンションも絶賛販売中です。

近くにあるNAGOYA THE TOWERと同様に、かなり販売が長期化しているので、旧価格であるとともに、いろいろ交渉の余地はあるかっもしれません…!

(NAGOYA THE TOWERは相当戸数をそこまでやるかというパワープレイで無理やり捌いてるとかなんとか…)

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