こんにちは、つーもです!
今回は予告通り気になる街とマンションのご紹介第2弾ということで大井町を取り上げようと思います。
大井町駅は品川駅から京浜東北線で1駅隣という都心に寄り添う駅として、他にも臨海高速鉄道りんかい線と東急大井町線が停車する駅です。
画像出典:JR東日本 路線図より
そのため、品川駅3分、渋谷駅10分、東京駅16分、新宿駅16分、池袋駅22分、横浜駅25分、二子玉川駅17分と非常に足回りの良い駅となっています。りんかい線の運賃が高いのだけがネックなので、早くJR東日本に買収してもらえないかな…。
そんな足回りの良い街でもある大井町には品川区役所があります(ご存じの方も多いと思いますが、品川駅は港区です)。
品川区役所ですが、後述する広町再開発計画に新庁舎建設が既に織り込まれており、大井町駅に近くなることで、品川区民の方々の利便性がさらに増すことになりました。
画像出典:品川区ホームページより
大井町駅前には商業施設が集積しており、西口には大き目のイトーヨーカドーと阪急大井町ガーデン、東口側にはヤマダ電機LABI LIFE SELECT品川大井町、駅ナカにもアトレ大井町があり、周辺の昔ながらの商店街も含めて、日常生活なら大井町だけで事足りるという、交通利便性だけでなく生活利便性も高い街でになります。
また、大井町駅の東口には「ゼームス坂」という有名な坂があります。
画像出典:品川区ホームページ
元々、非常に急坂だったこの坂を、坂下付近に住んでいたゼームスさんという英国人が、私財を投じて急坂を工事、現在のようななだらかな坂にしたことから、元々あった坂の名前からその功績を称えてゼームス坂になった、とのことです。
このゼームス坂周辺は閑静な住宅街になっていて、道の両サイドには素敵なマンションがいくつかあります。マンション名にもゼームス坂って付いているほどなので、大井町でゼームス坂のネーミングが親しまれているのが良くわかります。
さて、そんな既に利便性の高い街である大井町ですが、そこに大規模な再開発計画があるというのが、大井町のさらなる発展を期待させてくれるわけなんです。
JR東日本主導による「大井町駅周辺広町地区開発」がそれにあたります。
元々はJR東日本の車両総合センターがあった敷地で、そこを取り壊し、2021年までは暫定的に劇団四季の劇場やスポーツ関連施設として活用、そしていよいよ2023年にJR東日本が複合再開発へ本格着手しました。
画像出典:JR東日本プレスリリースより
総面積26万㎡を誇る広大な敷地に、住宅、ホテル、商業、オフィス、広場、また前述の品川区役所を含めた公共施設などを集約した大規模複合開発で、またそれに合わせて大井町駅西口エリアもリニューアルされます!
画像出典:JR東日本プレスリリースより
まだ計画概要だけなので細部までは見れませんが、大井町駅の2階部分と3階部分から広町再開発エリアに直結する動線が計画されているようです。
ちなみにマンクラ的残念ポイントとしては、大井町駅直結のタワマンが出来る!とワクワクしていたのですが、あえなく全戸賃貸であることが確定してしまいました…まぁそりゃそうだ。
大井町駅は品川駅のすぐ隣、羽田空港にも直線距離で近いエリアでしたが、大規模なオフィスがシティタワー大井町の目の前にある住友不動産大井町駅前ビルくらいしか大きいものがなく、なんかもったいないなと思っていましたが、大井町駅直結のオフィスビルが出来るとのことで、今後はビジネス拠点としての発展も期待されますね!
マンクラブログとして外せないのがマンションに関する話題…とおうことで、気になるマンションをいくつかご紹介したいと思います!
① ブリリア大井町ラヴィアンタワー
画像出典:東京建物ホームページより
2012年築、28階建ての東京建物/日本土地建物JV旧分譲、五洋建設施工で、大井町に初めて誕生したタワーマンションです。
大井町駅タワマン三兄弟の中で最も都心寄りにあり、また都心方面には遮るような高層建築物がないため、都心ビューは絶品になります。
下層階にはドラッグストアなど日常使いのできる商業施設も入っており、大井町駅徒歩5分という好立地にありながら、さらに日常生活で使うお店もすぐ下にあるという何とも贅沢なタワマンです。
2023年9月時点の中古相場:坪560万円 70㎡換算:11.600万円
② シティタワー大井町
画像出典:住友不動産販売ホームページより
2019年築、住友不動産旧分譲、西松建設施工の29階建てタワーマンションです。設計を日建設計が手掛けており、基壇部の色使い含めて非常にデザイン性も高いタワマンです。
つーももタイミングさえ合えば購入したかったマンションで、住民入居後も堂々と販売する独実の長期販売スタイルでおなじみの住友不動産なのに、竣工ちょっとして完売してしまいました。その点がシティタワー大井町の人気の高さを裏付ける証左でもあるでしょうか。
THE 住友タワマンとして間取りが素晴らしく、中住戸でも綺麗なワイドスパン、角住戸もDWを用いた外観デザインも含めて、間違いなく大井町駅No1マンションと言えます。
2023年9月時点の中古相場:坪640万円 70㎡換算:13,550万円
③ クレヴィアタワー大井町レジデンス
画像出典:伊藤忠都市開発ホームページより
2020年築、伊藤忠都市開発/三菱地所レジデンスJV旧分譲、東急建設施工の21階建てタワーマンションです。
シティタワー大井町と販売時期が被っていて、規模もあちらが大きいことから、こちらは仕様は同等にしつつ、面積を抑えてお求めやすい価格で新築当時販売されていました。
このマンションも南西角部屋のDWが素晴らしく、それが外観デザインにも生かされています!
なお、このマンションで一番の特徴と言っても過言ではないポイントとしては、ブログ執筆時点(2023年9月時点)において、修繕積立金が1円/㎡(‼)という驚愕の設定になっているところです。以前、Twitterで他に担保できる事情がある(詳細は失念…)と伺ったのでミスではないと思うんですが、詳細をご存じの方は教えてください。笑
2023年9月時点の中古相場:坪600万円 70㎡換算:12,700万円
④ プラウド太井ゼームス坂
画像出典:ノムコムホームページより
①②③のタワマン三兄弟はいずれも大井町駅西口ですが、東口にも素敵なマンションがいくつかあります。
その代表とも言えるのが、前述のゼームス坂にあるこちらの物件。2012年築、野村不動産旧分譲、安藤建設施工で、設計に日建ハウジングシステムを起用した優雅な外観のマンションです。
大井町駅は、このようなレジデンス系のマンションも多く、またタワマンに比べると価格が抑えられているので、このご時世では手を出しやすい水準になっています。
2023年9月時点の中古相場:坪500万円 70㎡換算:10,590万円
⑤ シティテラス太井仙台坂ヒルトップガーデン
画像出典:住友不動作販売ホームページ
2012年築、住友不動産旧分譲、前田建設工業施工、こちらも大井町駅東口を代表するマンションの一つで、タワーという名名前にはなっていないながらも、23階建ての存在感あるマンションです。ちゃんと各階ゴミ置き場もあります。
大井町駅徒歩5分、名前の通り高台立地の全戸南向きという非常に優れた立地で、低層階でも中庭ビューが楽しめるなど、価格帯に対して外廊下というデメリットを吹き飛ばすほどの魅力溢れる物件です。標準天井高も2.7mあったり、やっぱりこの時代のマンションは設計にゆとりがありますね…うらやましい。
2023年9月時点の中古相場:坪600万円 70㎡換算:13,650万円
以上、「大井町駅」の街とマンションのご紹介でした!
大井町駅は残念ながらめぼしい新築販売計画が今のところないので、中古マンションからの選択になると思いますが、中古マンションは情報も少なく、選ぶのに悩むことも多いと思いますので、そんな時はつーものマンションお悩み相談室をぜひご活用ください。
次回はいよいよ駅前再開発タワマンの建設が始まった「浦和駅」を取り上げたいと思います!